節分祭
2021年2月3日
季節の変わり目には邪気が生じる
それを追い払う悪霊払いの行事
古来より「節分(せつぶん/せちぶん)」とは、その字の如く「季節を分ける」雑節の一つとされています。新年を迎え、最初の節分とされるのが立春であるため、その季節の変わり目の邪気を払う意味で行わていました。今では一般的家庭でも広く知られ、「鬼は外、福は内」と掛け声を出し、「福豆」と呼ばれる煎り大豆を撒き、年齢の数だけ豆を食べる厄除けである「豆撒き」を行われているのがなじみ深いことでしょう。
しかし、各地の寺社で行う節分の行事は少し異なります。節分祭の起源は、大晦日に厄や疫病の象徴であった「鬼」を追い払うことで、無病息災を祈願した神事が始まりとされています。そのため、神社の節分は「節分祭」という祭礼とされ、少し厳粛な雰囲気の中執り行われます。
もちろん、そうした節分祭の中には、豆撒きはもちろんのこと、参道や境内に多くの露店が並び、たいへん賑わう行事となっております。また、節分祭にご参加いただくだけでも、厄除けのご利益をお受けいただけます。
つきましては、ご家族を始め、お知り合いの方々にも、是非お誘いあわせのうえご参加くださいませ。